● 航空宇宙の出来事 2012年4月 ● |
日付 |
国内・海外 |
出来事 |
4月2日(月) |
海外 |
ロシア・シベリア西部のチュメニ郊外で、乗客乗員43人を乗せたUTエアーのATR72型旅客機が墜落し、33人が死亡し、10人が負傷した。 |
〃 |
海外 |
米ウィスコンシン州のDoor County Cherryland 空港で、双発飛行機セスナ414チャンセラーを操縦中に意識を失った夫に代わり、80歳の妻が操縦かんを握って緊急着陸させた。 |
4月6日(金) |
海外 |
米バージニア州バージニアビーチの住宅街に海軍の戦闘攻撃機F/A-18が墜落、炎上した。パイロット2人と地上の5人が病院に運ばれたが、死亡者はいなかった。 |
4月8日(日) |
国内 |
福岡市東区の「海の中道海浜公園」で、熱気球が強風にあおられ、イベントスタッフの男女3人が、高さ約5メートルから地面に落ちて重軽傷を負った。 |
4月10日(火) |
海外 |
カナダのバンクーバーを出発した大韓航空のボーイング777型機(乗員乗客147人)の機内に爆発物が持ち込まれた可能性があるとして、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が、米軍F-15戦闘機2機を発進させ、大韓航空機をカナダ軍の基地に緊急着陸させたが、爆弾は無かった。 |
4月12日(木) |
海外 |
モロッコで米モロッコ合同軍事演習に参加していた米海兵隊の新型垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」が11日に墜落し、米兵2人が死亡、2人が負傷した。 |
4月13日(金) |
海外 |
北朝鮮は、人工衛星・光明星3号1号機の軌道進入に失敗した。 |
4月15日(日) |
国内 |
15日午前11時5分ごろ、青森県の陸奥湾で、海上自衛隊大湊航空基地(青森県むつ市)所属の哨戒ヘリコプターSH-60Jが護衛艦「まつゆき」に接触して墜落し、搭乗していた7人のうち機長の3等海佐が死亡し、3人が負傷した。 |
4月16日(月) |
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全日空は、バイオ燃料を搭載した航空機による世界で初めての太平洋横断飛行を、ボーイング787型で実施した。バイオ燃料での太平洋横断飛行は、全日空が米ボーイングから7号機目の787型を受領する時に行い、米ワシントン州のエバレットを現地時間の4月16日深夜(日本時間17日午後)に出発し、羽田に17日深夜に到着した。 |
4月17日(火) |
国内 |
17日午後5時ごろ、羽田空港(東京都大田区)の国土交通省東京空港事務所で停電が起き、約25分後に復旧した。停電の影響で、管制官や航空会社に気象情報などを送信するシステムが使えず、滑走路の一部を閉鎖し2本で運用、計5便に遅れが出た。原因は日本航空の格納庫の工事ミス。 |
〃 |
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前年の中東民主化運動「アラブの春」による政情不安を受け、運航を取りやめていた日本?エジプト間のエジプト航空の直行便が約1年2カ月ぶりに再開、日本人旅行客ら約300人が17日未明(日本時間同午前)、カイロ国際空港に到着した。 |
4月18日(水) |
国内 |
国土交通省大阪航空局は、副操縦士が運航に不適切な医薬品を服用して乗務するなど、2件の航空法違反があったとして、琉球エアーコミューター(那覇市)を厳重注意した。 |
4月19日(木) |
国内 |
関西空港発鹿児島行きのピーチ・アビエーション197便(エアバスA320型機、乗員乗客計133人)が、高知県の上空8500メートルを飛行中、コックピットの燃料表示計に通常より量が少ないことが表示され、引き返した。 |
〃 |
海外 |
米ニューヨークのケネディ国際空港で、ロサンゼルス行きデルタ航空のボーイング757が離陸直後、右側エンジンに鳥を吸い込む「バードストライク」が起きたため、同空港に引き返し緊急着陸した。 |
〃 |
国内 |
関西空港発鹿児島行きのピーチ・アビエーション197便(エアバスA320型機)が、高知県の上空8500メートルを飛行中、コックピットの燃料表示計に通常より量が少ないことが表示されたため、関空に引き返して緊急着陸した。 |
4月20日(金) |
国内 |
南海トラフの巨大地震への対策を進める静岡県は、災害時に航空写真や大規模測量による情報の提供を受ける協定を国土地理院と結んだ。 |
〃 |
海外 |
パキスタンの航空会社ボジャ・エアーのボーイング737型旅客機が、首都イスラマバード近郊に墜落し、乗客乗員合わせて127人全員が死亡した。 |
4月22日(日) |
国内 |
茨城空港で、新千歳(北海道)発茨城行きのスカイマーク794便(乗員乗客142人)が、管制官の指示と異なる滑走路に誤って着陸した。 |