一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成17年1月活動記録

1.寄託資料

 航研機の吸排気弁

 当協会の副会長平沢秀雄氏より航研機の吸排気弁の寄託を受けました。同弁は東大航空研究所内に保管されていたエンジンに装備されていたものであり、敗戦時破壊を命ぜられた際取り外し今まで大切に保管してきたものです。排気弁は表面処理が施されておりいまだに輝きを失っていません。貴重なものだけに適切な保存処置を実施することとし、東京文化財研究所に協力を仰ぎ現在同研究所で保管しています。
 

1)吸気弁

  

2)排気弁

    


2.野沢資料記録作成

「野沢資料記録方法」に従い以下の資料の記録、整理および保存処置を行いました。

フォルダー名 総資料数 紙焼き写真数 ネガ(シート)数
上野公演不忍池の水上滑走機 戌式一型(コードロンG4)練 7 2 1
丁式一型二型重爆 所沢校式爆(F60) 41 13 4
己式一型練 アンリオ28/14 蜻蛉アンリオ19/32/36練 アンリオHD15試戦 41 16 4
スピード・レーサー 1 0 0
立川患者輸KKY KS1 立川TS軽小型機 立川R-HM小型機 立川R52軽単葉機 42 7 8
ブレゲー14/中島B6 16 6 2
合計 148 44 19

いくつかの資料の写真を参考までに掲載します。

「己式一型練 アンリオ28/14 蜻蛉アンリオ19/32/36練 アンリオHD15試戦)」
フォルダー内の資料

以上

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