一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成21年8月活動記録

1.寄贈資料
(1) 民間飛行家として国内における最初の航空事故の犠牲者となった武石浩玻(コウハ)氏の兄、武石如洋(ジョヨウ)氏の孫、武石堯(トオル)様から、浩玻氏に関する資料を8月6日寄贈いただきました。浩玻氏は1912年アメリカの飛行学校で飛行免状を取得、帰国直後の1913年5月、大阪・京都間の都市間連絡飛行挑戦中に墜落、死亡されました。寄贈いただいた資料は、浩玻氏がアメリカで撮影した飛行機などのネガ25枚、および浩玻氏が日本に飛行機を紹介するために米国で執筆、死後出版された「飛行機全書」の自筆原稿です。堯様には武石家に残る浩玻氏ゆかりの品々などについても説明いただきました。

(2) 基金専門委員でもある藤原洋様より、1943年6月から12月までの間の航空局内の活動の詳細を記した「航空局内報(業務日誌)」および戦後の小型機の説明書を始めとする多数の資料を8月7日寄贈いただきました。
 

2.その他
(1) 戦後航空再開時に設立された東洋航空の工場長であった故高橋元雄氏の奥様、俊子様から借用していたアルバム(TT-10練習機を初めとする戦後航空再開時の国産航空機が写っている)を8月12日返却すると共に、戦中ご主人が川西航空機で紫電改の組立工場の主任をしていた当時の話などをうかがいました。
(2) 朝鮮人初の飛行家・安昌男氏(日本で操縦技術を学んだ)の業績の顕彰活動をしている社団法人安昌男記念事業会の朴正圭 会長が韓国から初期の朝鮮人飛行家の調査のため当協会に来訪され、安昌男氏も学んだ戦前の日本における民間飛行学校の資料を紹介するなどの協力をしました。

以上
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