一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成20年11月活動記録

1.寄贈資料
(1) 11月5日、元賛助員の沼澤忍様が親戚より譲り受けて保有していた第2次世界大戦中に日本軍がフィリピンで捕獲したアメリカの爆撃機B-17などの飛行機の爆音を録音したものなどSPレコード16枚を寄贈いただきました。

(2) 11月8日、航空黎明期の飛行家で多くの民間機を製作すると共に多数の民間パイロットを養成した伊藤音次郎氏の末娘、井上和子様のお宅を訪ね、音次郎氏の兄、久太郎氏の息子、清平氏が所蔵していた伊藤飛行機研究所に関する資料を始めとする多数の資料を、清平氏の孫、哲規様より寄贈いただきました。和子様宅には、音次郎氏の長女、恵美子様、清平氏の息子、清様、哲規夫妻にお集まりいただき、伊藤飛行機研究所時代のお話などをうかがいました。訪問後、井上様宅周辺に点在する伊藤飛行機研究所の格納庫、山縣豊太郎の追悼記念碑、公園となっている「旧伊藤飛行機研究所滑走路跡」を訪ね調査記録しました。

(3) 11月12日、当基金専門委員でもある藤原洋様より、戦前立川飛行機が2機試作したグライダー「キ25」の強度計算書を始めとする多数の資料を寄贈いただきました。

2.協 力
国際民間航空機関(ICAO)アジア太平洋事務所の開設60周年を記念してタイ・バンコクにて12月8日に記念式典およびアジア太平洋地域における航空の発展というタイトルで写真展が行われるに際して、国土交通省航空局から写真展用に日本の航空黎明期などの航空機の写真の貸出の依頼があり11月27日に貸出しました。

3. その他
11月16日、読売新聞の書評欄で「男爵の愛した翼たち」が紹介されました。

以上
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