一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成28年12月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 戦前の民間航空機の登録記号の調査などで著名であった上甲昇氏(1923−2015)の残した段ボール箱42箱に及ぶ資料を11月30日に寄贈いただきました。東京文化財研究所での資料整理に備えてイカリ消毒にて燻蒸を実施し12月22日に同研究所への搬入を終えました。
(2) 12月8日、15日、22日に東京文化財研究所にて寄贈資料(山崎、平木資料)の整理を行いました。資料整理には『J−Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原氏、藤田氏、柳沢氏、河守氏も参加し関連資料の確認を行っています。
   
2.写真資料の貸出 
(1) 12月5日、東京新聞に女性操縦士 キャサリン・スチンソンに関して取材を受け、12月7日に同操縦士の写真を貸出ました。スチンソンは100年前の1916年12月15日に女性として日本で初めて飛行機を操縦し飛行を行ったことから、現在の国内女性パイロットの活躍と合わせて12月20日の東京新聞(右写真)で紹介されました。
   

(2) 11月21日に航空遺産継承基金専門委員会を開催し、専門委員とオブザーバーに実施された修復を確認いただき、今後に望まれる処置や展示方法について意見を頂きました。
   
(3) 2月22日、(株)オフィスげんぞうに安藤飛行機研究所の空撮写真を貸出ました。また同日、航空図書館で取材を受け、同研究所の活動が記載されている帝国飛行協会発行の『航空年鑑』の撮影も行われました。安藤飛行機研究所は安藤孝三が愛知県知多市で水上飛行機を用いて1924年(大正13)に乗員養成をはじめた民間の飛行学校です。写真はTV番組 東海の肖像「中部初の民間航空路 安藤孝三と安藤飛行機研究所」(キャッチ地上デジタル12chで1月27日19時から放映)で紹介されました。
 
 
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