一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成30年12月活動記録

1.資料の調査・保存・公開
 1) 12月3日、専門委員会を開催し、重要航空遺産の候補について審議を行い、東大の三米風洞について重要航空遺産に相応しいとの意見で一致しました。

2) 12月5、12、19、26日に東京文化財研究所にて寄贈資料(郡、山崎、平木、上甲、小森資料)の整理を行いました。『J-Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原、藤田、柳沢、河守、長島、各氏も資料調査を行っています。

3) 12月24〜26日、知覧特攻平和会館(南九州市)の依頼により同館に展示されている陸軍4式戦闘機「疾風」の機体およびエンジン内部の調査を行いました。今回の調査には、東京文化財研究所の川野邊氏、第2次大戦機の航空機の研究者・中村泰三氏らも参加しました。シリンダー内部には一部で腐食が見られたので防錆処置を検討することになりました(写真1)。

 

 

写真1


4) 12月6日、(株)堀内カラーに「誉発動機取扱説明書」のデジタル化を発注しました。合わせて、『「キ八四」取扱ノ参考附図』も東京文化財研究所との共同研究の一環としてデジタル化を発注し、これについては12月19日に納品を受けました(写真2)。


 

 

写真2


2.資料の貸出
1) 12月21日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に特別企画展「飛燕と土井武夫展」用に写真15枚を貸し出しました。写真3は土井武夫が途中から開発に携わった双発戦闘機キ-45です。

 

 

写真3



   
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