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 2026年1月 航空遺産写真 今月の1枚
競馬場と飛行機(1911年)

航空遺産継承基金事務局で所有している写真を毎月1枚ピックアップしてご紹介します。 

 2026年は午年です。今回は、1911年、川崎競馬場で撮影されたカーチス複葉機の写真を取り上げます。
 1910年の12月、2名の陸軍人によって、日本で初めて飛行機が飛びました。その後、民間でも外国人が来日して飛行会を開催したり、日本人発明家が製作した機体が飛行に成功するなど、飛行熱が盛り上がりました。
 現代のエアショーは飛行場で開かれますが、民間の飛行場が無いこの時代に飛行機が飛んでいたのは、練兵場、公園、海岸、そして競馬場といった広い場所でした。
奈良原式4号鳳号の飛行。川崎競馬場にて1912年撮影。 米国人飛行家スミスによる飛行。青山練兵場にて1916年撮影。
 こうした飛行会を初めて催したのは、1911年、大阪府の城東練兵場、兵庫県の鳴尾競馬場、東京都の目黒競馬場、京都府の島原競馬場、愛知県の名古屋港埋立地、神奈川県の川崎競馬場を巡業したアメリカのボールドウィン飛行団です。
 冒頭で紹介した写真は、川崎競馬場に集まった観衆の前で、ボールドウィン飛行団のマース飛行士が飛ぶ様子です。
 航空遺産継承基金では、今後も引き続き所蔵資料の保存・調査・公開に取り組んで参ります。

参考文献

日本航空協会、1956、『日本航空史 明治大正編』(航空遺産継承基金アーカイブ)
鈴木淳、2020、「大正期の飛行熱」高田馨里編著『航空の二〇世紀――航空熱・世界大戦・冷戦』日本経済評論社:p.47-77
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一般財団法人 日本航空協会
航空遺産継承基金事務局

 

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