一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成25年9月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 9月12日に林湛子(あつこ)様から戦後航空再開後の早い時期にヘリコプターから後楽園球場で野球観戦をしている観客に宣伝のためにキャラメルを撒くために使われたパラシュート(右写真)などの寄贈を受けました。なお、林様は1953年に女性として戦後最初に滑空機の操縦士技能証明書を取得された方です。
   
(2) 9月25日に宮崎廣人様からボーイング747に関する資料の寄贈を受けました。
(3) 9月26日に宮尾重孝様から、中島飛行機に1937年から務めていたお父様が残された飛行機の写真10枚および絵ハガキ7枚(写真)の寄贈を受けました。
   

(4) 9月26日に八木雅美様から1939年に新潟航空機乗員養成所を卒業、翌年には松戸高等航空機乗員養成所を卒業されたお父様・池田常好氏が保管されてきた資料の寄贈を受けました。下の写真は寄贈資料の一部となる乗員養成所の卒業証書などです。 
   
2.写真資料の貸出
(1) 福岡県豊前市教育委員会に藤本照男操縦士(川西K−12桜号の搭乗員)の写真2枚を9月9日に貸し出しました。写真は豊前市埋蔵文化財センターで開催される企画展『空へ〜空に魅せられた豊前の人々〜』(10月2日〜12月1日)で使用されました。
(2) 佐伯浩明氏に日野熊蔵大尉、徳川好敏大尉の写真2枚を9月9日に貸出しました。写真は『国際人流』財団法人入管協会 第317号に掲載の佐伯氏執筆の「空の日に空の女神・藤田多美子さんを忍ぶ」に使用されました。
(3) 株式会社きらに代々木練兵場の写真など14枚を9月19日に貸し出しました。写真は埼玉県立所沢航空発祥記念館で上映予定の「日本の航空技術100年展 大空に憧れを抱いた人々」で使用されました。
 (4) 千葉県立現代産業科学館に鳳号等の写真2枚を9月24日に貸出しました。写真は同科学館で開催される特別展『飛べ!大空に−とばすワザ とぶフシギ−』(10月28日〜12月20日)で使用されました。
   
3.資料の調査・保存・公開 
(1) 9月5日、羽田空港内の工事現場で8月に見つかったエンジンを初めとする航空機の部品の調査を、国立科学博物館、東京文化財研究所と共に行いました。
(2) デジタル化を終えた『日本航空史明治大正編』を9月13日にH/Pで公開しました。
(3) 9月14日のNHKニュース「おはよう日本」で、幻となった1940年の東京オリンピックで採用されたグライダー競技の使用機「オリンピア」の図面が紹介されました。また、20日午後のNHK「情報まるごと」では、オリンピアの図面を初めとして戦前の模型飛行機や初級グライダーを用いた学校活動などが約10分間紹介されました。
(4) 9月18日の読売新聞の夕刊で、当協会が収集したオリンピアの図面などを例として航空遺産継承活動が紹介されました。(下写真)
   
(5) 故山崎好雄氏の図書・写真などの資料の整理作業を、東京文化財研究所において9月11日、18日、25日に実施しました。
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