一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成28年11月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 11月4日、甲斐正三氏から1945年5月に飛行機事故で亡くなられたた父親の茂吉氏が所有していた写真や辞令などを寄贈いただきました。茂吉氏は逓信省航空局で航空官や大阪飛行場長などを務められました。
   
(2) 11月4日、久保章氏から鍛冶屋だった曽祖父・嘉一氏の弟子で後にパイロットになった加古健一氏の写真アルバム1冊および写真2枚を寄贈いただきました。また、飛行機と共にご家族の映るアルバム1冊を借用しデジタル化させていただきました。
   
   
(3) 11月22日、台信茂夫氏から、1938年に来日したドイツの4発旅客機Fw200コンドルの乗員のサイン色紙を寄贈いただきました。同氏の父・格二氏が帝国ホテルに当時勤めていて、宿泊したクルーにもらったもの。コンドルがデザインされた記念スタンプで郵便切手に消印が押されています。
   
   
(4)  『J−BIRD 写真と登録記号で見る戦前の日本民間航空機』のベースとなった戦前の民間航空機の登録記号の調査などで著名であった上甲昇氏(1923−2015)の残した資料(紙資料など段ボール箱42箱)を11月30日に寄贈いただきました。
   
2.資料の調査・保存・公開 
(1) 11月19日、当協会の飛燕を目玉展示とするかかみがはら航空宇宙科学博物館の収蔵庫公開に先立ち記念式典が開催されました。佐藤専務理事、古田 肇 岐阜県知事、浅野 健司 各務原市長をはじめとして9名の出席者がテープカットを行いました。
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(2) 11月21日に航空遺産継承基金専門委員会を開催し、専門委員とオブザーバーに実施された修復を確認いただき、今後に望まれる処置や展示方法について意見を頂きました。
   
(3) 11月24日に東京文化財研究所にて寄贈資料(山崎、平木資料)の整理を行いました。資料整理には『J−Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・河守氏も参加し関連資料の確認を行っています。
 
 
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