一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成22年7、8月活動記録

1.寄贈
(1) 日本航空輸送叶ン立直後にエンジニアとして入社、改組となった大日本航空鰍ノも勤めた故久津見息一(ヤスカズ)様が所蔵していた戦前戦中の旅客機などが写った写真を7月2日ご子息久津見都様から寄贈いただきました。久津見様には6月にも資料を寄贈いただいています。

(2) 航空記者として著名であった毎日新聞の郡捷(コオリ カツ)氏が遺した戦前戦後の日本の民間航空に関する資料を7月14日ご令嬢たま枝様から寄贈いただきました。資料は戦前の希少な図書のほか、帝国飛行協会の内部資料や戦前の記録飛行の写真、国産機による初の世界一周飛行を行った「ニッポン」号の記念模型を含み、基金専門委員からも「民間航空史を書き換える可能性が高い」との極めて高い評価を受けています。害虫、カビの発生が見られるため殺虫・殺カビ処理を実施、整理作業等は資料の貴重性などから東京文化財研究所の協力を得て、同研究所にて開始しました。


〔殺虫・殺カビ処理の実施〕


〔世界一周成功を記念した純銀製の模型〕


2.その他
(1) 日本航空宇宙学会が9月9日に日本科学未来館で予定している「日本の科学技術の歴史展」の戦前・戦中の航空機構造・材料に関する展示で、基金事務局が国立科学博物館での展示会「YS-11 国産旅客機44年の航跡」用に作製した「わが国の旅客機の系譜図」を使用したいとの依頼があり、7月23日にデータを貸し出しました。
(2) 甲斐正三様に、戦前航空局航空官であったご尊父茂吉様のアルバムに残る航空に関する写真を8月2日に複写させていただきました。

以上
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