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航空遺産継承基金 平成26年12月活動記録

1.資料の調査・保存・公開
(1) 全国各地に展示保管される航空機の悉皆調査の一環として、山梨県、長野県、群馬県に所在する約30機の調査を東京文化財研究所と共に12月15日〜17日に行いました。下の写真は北杜市立白州保育園に屋外展示される航空自衛隊が使用していたT−34メンター初級練習機です。同機は1981年から静岡県の静浜基地をベースとする第11飛行教育団から貸与を受けているものです。30年以上を屋外で保管されていたとは思えないほど良い状態を保っていました。
 

 
(2) 故山崎好雄氏の図書・写真などの資料の整理作業を、東京文化財研究所において12月4日、18日、25日に実施しました。 

2.写真資料の貸出 
(1) 1)所沢航空発祥記念館にて上映予定の展示映像「よみがえる飛行機達」製作用に、「航研機」をはじめとする計7枚の写真を株式会社きらに12月19日に貸出しました。
(2) フジテレビのテレビ番組「前略、月の上から」(2015年1月1日放映)制作用に、一式戦闘機「隼」の写真1枚をフジテレビジョンに12月26日に貸出しました。
 (3) 千葉県佐倉市が2015年3月に発行を予定している刊行物『佐倉市史研究 第28号』に収録される原稿「旧制佐倉中学校滑空部史話(後編)」掲載用として、同市に「伊藤式A2型」グライダーの垂直尾翼の写真1枚を12月26日に貸出しました。 
   
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