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航空遺産継承基金 令和6年1月活動記録

1.資料の調査・保存・公開
 1)

1月16日、Web「今月の1枚」に「所沢で撮影されたジーメンス・シュッケルト D. IV」を紹介しました(写真1)。

 
写真1
2) 1月23日、公開研究会「航空資料の保存と活用」(主催:東京文化財研究所、日本航空協会)において「航空史資料の保存と課題」と題した講演を苅田職員が行いました(写真2)。 本研究会については2月6日、「日本経済新聞」web版に編集委員・竹内義治氏の「航空機を文化財に 保存活用に向け東文研で公開研究会」という記事が、続いて同紙の2月24日夕刊に記事「航空機を文化財に 東文研で公開研究会」が掲載されました。 
(2025年4月追記)本研究会の報告書は、2025年3月に東京文化財研究所より公開されました。こちらからご覧いただけます。
 
写真2
3) 1月31日、HPで海軍の試作戦闘機「烈風」関連資料を3点公開しました。
いずれも、三菱重工業株式会社名古屋航空機製作所で九六式艦上戦闘機、零式艦上戦闘機、艦上戦闘機「烈風」などの開発に携わり、戦後には三菱自動車工業株式会社の社長を務めた曽根嘉年氏が所有していた資料群の一部です。
『A7M1仮重量詳細表 第一号機』
『A7M2 第2号機 要目表及重量重心表』
『A7M2試製烈風局地戦闘機取扱説明書 案』
 
2.資料の貸出
1) 1月8日、『ドラえもん科学ワールド 空を飛ぶしくみ』掲載用として小学館にYS-11(写真3)など写真7点を貸しました。
 
写真3
 2) 1月27日、吉川和篤氏(フリーランスライター)にウェブ「乗りものニュース」掲載用に徳川良好敏大尉の操縦で飛ぶアンリ・ファルマン機(写真5)と徳川大尉のパイロットライセンスの写真を貸し出しました。徳川大尉のパイロットライセンスは、2022年に修理したものです。詳しくは、2022年12年の活動報告をご参照ください。
(以下、2025年4月追記)
2月23日、「乗りものニュース」の「空自入間基地の『一番古い保存機』とは? “殿”と成し遂げた『日本の空の原点』その後」という記事で掲載されました。
なお、徳川大尉のパイロットライセンスの修理等の成果は、後日、以下の通り発表いたしました。
苅田重賀,2024、「1910年12月の日野、徳川両大尉の初飛行をめぐる考察」第304回日本航空協会講演会(https://youtu.be/KWEUvz3vOus?si=HWh1s9AblJDZvy4-)
苅田重賀,2024,「1910年の代々木での初飛行をめぐる考察」『航空と文化』日本航空協会,128号:p.21-31
   
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