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航空遺産継承基金 令和7(2025)年6月活動記録

1.資料の保存継承
 1) 5日、根本卓氏(一般の方)より書籍(『実用飛行機』大正四年刊)を借用し、26日に複写しました。 このような貴重書を複写する場合、コピー機を使うのではなく、資料保護のために下図(写真1)のように複写台を用いて上から撮影する方法を取っています。
 
2) 7日、故・山康博氏(JAL OB、航空ジャーナリスト協会会員)のお宅を訪問して所蔵資料の寄贈についてご遺族と打ち合わせを行いました。同氏は航空機、特にグライダーの写真について国内外の好事家に名を知られたフォトグラファーでした。 
3) 30日、新たに重要航空遺産2件の認定を発表しました。
 
 @ 局地戦闘機「紫電改」  
 
  所有 愛媛県 
  場所 紫電改展示館(愛媛県愛南町) 
  認定日 7月25日(金) 
A 低騒音STOL実験機「飛鳥」 
 
  所有 航空宇宙技術研究所(JAXA) 
  場所 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 
  認定日 10月25日(土) 
2.資料の調査研究
 1) 6月2日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館において飛燕修復プロジェクト委員会を開催しました。諸方面の有識者からなる委員会で、機体の状況を調査し、修復方針について議論しました。なお今回、初めて内視鏡によるエンジン内部の調査を行い、保存状態を確認できました。
   
2) 9日〜11日、航空科学博物館@成田からの依頼で、YS-11の現地調査に参加しました。5月20日に検討した調査と、暫定的な保存処置を実施しました。
   
  調査にあたっては、文化財保護の観点から極力オリジナルを残す方針で作業を行い、主翼下面の点検パネルを数個開けたり、床面パネルを取り外したりすることで、これまで確認できていなかった部分の雨漏りの具合や錆の状態等を確認し、防錆処置を行いました。
3.資料の公開・活用
1)
 
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