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令和4年度「空の日」
日本航空協会表彰のご案内
令和4年度、表彰の栄誉を受けられる方々は以下のみなさまです。おめでとうございます。
◆航空亀齢賞
 長年にわたり航空宇宙の発展に尽力され、かつ数え年90歳になられた方に長寿を祝福する賞です。

三浦 公亮 (みうら こうりょう)氏
東京大学名誉教授
電波天文観測衛星「はるか」の大型宇宙展開アンテナの設計を通してスペースVLBIの実現に大きく貢献されました。三浦氏の考案した「ミウラ折り」は世界が注目するORIGAMI工学の端緒となりました。
  宮坂 弘三 (みやさか こうぞう)氏
    元日本アジア航空株式会社社長
    日台路線を復航させ、その後長きにわたり同路線の発展に尽力されました。また日台文化交流活動の推進においても多大な貢献をされました。
◆航空功績賞
 航空宇宙に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方やグループに贈る賞です。

木内 重基 (きない しげき)氏
元株式会社IHIエアロスペース社長
    複合材技術をジェットエンジンに応用するための研究開発とその事業化を主導し、わが国独自技術による宇宙開発とその事業発展に寄与されるとともに関連各種団体の要職を歴任し、航空宇宙産業の発展に多大な貢献をされました。
  佐藤 信博 (さとう のぶひろ)氏
    元日本航空株式会社副社長
    長年にわたり民間航空会社において航空機整備の分野を中心に活躍され、整備部門の責任者および安全統括管理者として、また公益団体の会長として安全運航と安全文化の醸成に携わり、わが国の航空界の発展に顕著な貢献をされました。
  永野 尚 (ながの ひさし)氏
    元富士重工業株式会社専務執行役員航空宇宙カンパニープレジデント
    長年にわたって民間航空機の国際共同開発事業におけるわが国全体の量産体制構築に主導的な役割を担い、航空宇宙産業分野の団体役員としての活動、無人航空機技術の進歩への貢献を通して、わが国航空機産業の一層の発展に多大な貢献をされました。
  帆足 孝治 (ほあし こうじ)氏
    元イカロス出版株式会社社長
    長年にわたって航空ジャーナリストとして航空産業の取材報道に活躍され、出版と著述活動、そして航空絵画家としての活動において航空宇宙に関する有益な文化活動を行い、航空宇宙界の発展に顕著な貢献をされました。
  的川 泰宣 (まとがわ やすのり)氏
    宇宙航空研究開発機構名誉教授・はまぎん こども宇宙科学館館長
    長年にわたってわが国のロケット開発・科学衛星の発展に貢献されるとともに、航空宇宙に関する教育・普及活動に尽力され、多くの著書や講演会を通じて若い世代を中心に大きな夢を与え「宇宙教育の父」と称されました。
  森本 光雄 (もりもと みつお)氏
    元全日本空輸株式会社副社長
長年にわたって民間航空会社において卓越した操縦技倆を発揮し、運航部門の責任者および安全統括管理者の職責を遂行され、またヒューマンエラーにかかわる非懲罰の航空安全情報自発報告制度を導入して航空界の発展に顕著な貢献をされました。
     
◆航空特別賞
 社会的に航空宇宙の発展、思想の普及啓蒙に特に顕著な貢献をした方またはグループに贈る賞です。
電子航法研究所 航空交通データサイエンス推進チーム
航空交通データの収集・整備・提供において、わが国における航空交通管理分野の研究開発の発展に寄与されるとともに、航空宇宙技術の向上ならびに調査研究の発展に多大な貢献をされました。
     
◆空の夢賞
 航空、宇宙に対する夢や希望を与え、または明るい話題を提供するなどユニークな貢献をした方またはグループに贈る賞です。
春山 純一(はるやま じゅんいち)氏
  JAXA宇宙科学研究所太陽系科学研究系助教
    月の縦孔・地下空洞の発見という世界の宇宙開発における比類なき功業を成し遂げ、その成果を一般に伝える活動を通して航空宇宙に対する夢や希望を広く社会に与えました。
福井県立小浜水産高等学校 若狭高等学校 歴代サバ缶開発研究チーム
  宇宙日本食の認証を取得し、高校生がつくったサバ醤油味付け缶詰が国際宇宙ステーションで提供される快挙を達成、さらに地域活性化を志してその一般向け商品を開発し、航空宇宙に対する夢や希望を広く社会に与えました。
     
なお、本年度は航空文化賞、航空スポーツ賞の該当者はありません。

国際航空連盟(FAI)賞伝達
 国際航空連盟(FAI)は、航空スポーツの発展を目的に1905年に設立されたスイスに本部を置く国際組織で、世界選手権や世界記録の公認および航空スポーツの分野で功績のあった個人、団体の表彰などを行っています。日本航空協会は、日本唯一のFAI正会員として日本選手権の開催や日本記録の公認、世界選手権への日本選手団派遣、航空スポーツ功労者のFAIへの表彰推薦などを行っています。

●ポール ティサンディエ ディプロマ(Paul Tissandier Diploma)
 FAIの事務局長を務めたポール・ ティサンディエ氏に因んで制定された賞で、航空一般、特に航空スポーツ発展のために献身的努力を傾注し、団体組織等で指導的役割を果たし、その業績が顕著である個人に授与される賞です。

後藤 昇弘(ごとう のりひろ)氏 *FAIに申請中
1988年より九州大学航空部部長や公益財団法人日本学生航空連盟会長の要職を務められ、練習機材や滑空場の環境整備、競技会開催などに尽力されました。また、2016年に公益社団法人日本滑空協会の会長に就任し、グライダーの統括団体としての体制構築や運営の効率化と財務の健全化、また、運輸安全委員会委員長の経験を活かして安全対策活動を主導するなど、日本グライダー界の発展に貢献されました。

●FAI エア・スポーツ・メダル (FAI Air Sports Medal)
 航空スポーツに関連した委員会業務、競技会運営、若年層の教育訓練等に顕著な功績や貢献があった個人又は団体に贈られる賞です。

橋本 精一(はしもと せいいち)氏
2012年から2017年まで一般社団法人日本気球連盟理事を務められ、また、2016年よりとなみ野熱気球会会長、2017年よりチューリップバルーン大会実行委員長を務められました。特に30年間にわたり熱気球を用いた子供たちの更生保護活動や佐賀インターナショナルバルーンフェスタのオフィシャル気球参画を通じて熱気球の普及活動に貢献されました。1998年より日本気球連盟インストラクターやイグザミナーとして後進の育成にも尽力されました。
深田 浩(ふかだ ひろし)氏
2011年より公益財団法人日本学生航空連盟の理事、事務局長を務められ、円滑で健全な財政運営や競技会の開催、指定航空従事者養成施設の運営を指導されました。特に公益社団法人日本滑空協会安全委員会に参画し、航空安全情報自発報告制度を活用した安全対策を講じるなど、グライダーの安全向上に貢献されました。1969年より教官やコーチとして後進の育成にも尽力されました。
  渡久地 政光(とくち まさみつ)氏
     2002年から10年間に渡り日本模型航空連盟事務局長を務められ、会員管理システムならびにホームページの構築に尽力されました。特に2003年よりこども模型飛行機教室の設立と運営、オリジナル機体の開発、講師として後進の育成など、模型航空の普及振興に貢献されました。
     

●青少年航空宇宙絵画国際コンテスト日本航空協会会長賞
 青少年航空宇宙絵画国際コンテストにおいて、最も優れた成績を収めた方に贈る賞です。

千葉 あみ(ちば あみ)さん(12歳)
2022青少年航空宇宙絵画国際コンテストにおいて、最も優れた成績を収められました。
※尚、下記にあるFAI主催コンテストにおいて「年中(10〜13歳)の部」2位を受賞されたため「FAIヤング・アーティスト・コンテスト賞」も併せての受賞となります。

●FAIヤング・アーティスト・コンテスト賞 (FAI YOUNG ARTISTS CONTEST)
 FAIヤング・アーティスト・コンテストにおいて、優秀な成績を収めた方に贈る賞です。

平山 遥都(ひらやま はると)さん(9歳)
FAIヤング・アーティスト・コンテストにおいて「年少(6〜9歳)の部」1位を受賞し、優秀な成績を収められました。
大路 琉加(おおじ るか)さん(18歳)
FAIヤング・アーティスト・コンテストにおいて「年長(14〜17歳)の部」1位を受賞し、優秀な成績を収められました。


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