歴代会長

会長挨拶

現会長(2025.6~)

植木 義晴

元日本航空社長、会長
現日本航空特別理事

日本航空協会の前身である帝国飛行協会は、100年以上前の1913年に設立されました。それはライト兄弟が初の動力飛行に成功してから10年後、また我が国初めての動力飛行が行われてから僅か3年後の事でした。
そのような時代に、航空の可能性を見いだし、その未来を信じて帝国飛行協会設立に結集された先人たちの先見の明が、今日の日本の航空の基礎を築き上げたのです。
それから現在に至るまで、航空・宇宙関係の技術やその利用は進化を続け、社会に大きく貢献しています。
当協会は、航空宇宙関係諸般の進歩発展に貢献する事を目的として、様々な活動を行っております。 散逸する恐れのある航空遺産の収集・調査・保存・公開や「重要航空遺産」の認定など航空宇宙関係の歴史を後世に伝えていくための取り組み、我が国唯一の航空専門図書館である航空図書館の運営や、航空・宇宙関係功績者の表彰。「航空と宇宙」定例講演会は、1983年以来、累計308回を超えました。また、航空スポーツ分野では各種競技会への支援や国際競技会への選手団の派遣、子供模型飛行機教室や絵画コンテスト等の開催などを通じて次世代を担う若年層に航空の魅力を伝えるとともに安全文化の醸成に努めてまいります。更に、公益的活動として、航空関係図書の出版や多くの公益的組織の事務局業務の引き受け等を行っております。
私ども日本航空協会は、航空の歴史をしっかり伝承するとともに今後の航空宇宙分野の裾野の広がりや、さらなる発展のため努力を続けてまいります。

歴代会長

日本航空協会の歴史を紡いできた歴代の人物を紹介しております。

初代

1952.10-1961.4

郷古 潔

元三菱重工社長、会長

2代目

1962.8-1973.4

荘田 泰蔵

元日本航空機製造社長
元日本航空工業会理事長

3代目

1973.4-1981.10

柳田 誠二郎

元日本航空社長
元海外経済協力基金総裁

4代目

1981.10-1987.5

岡崎 嘉平太

元全日本空輸社長
元日中総合貿易連絡協議会会長

5代目

1987.5-1991.6

荒木 茂久二

元運輸事務次官
元帝都高速度交通営団総裁

6代目

1991.8-1995.5

秋山 龍

元運輸事務次官
元日本空港ビルディング社長、会長

7代目

1995.5-1996.11

朝田 静夫

元運輸事務次官
元日本航空社長

8代目

1997.5~1999.5

若狭 得治

元運輸事務次官
元全日本空輸社長、会長

9代目

1999.5-2004.11

利光 松男

元日本航空社長
元日本航空相談役

10代目

2005.5-2011.5

近藤 秋男

元全日本空輸社長、副会長
現ANAホールディングス名誉顧問

11代目

2011.5-2019.6

野村 吉三郎

元全日本空輸社長、会長
現ANAホールディングス名誉顧問

12代目

2019.6-2025.6

篠辺 修

元全日本空輸社長
現ANAホールディングス特別顧問